日本交渉協会について
日本の交渉力の向上の基盤となる人材の育成をめざして
「交渉」は、営業や販売活動だけでなく、購買や取引先との渉外活動、また社内における利害調整やマネジメントなどあらゆる企業活動において必要不可欠な行為であり、ビジネスリテラシーの一つであると言えます。
特に昨今のグローバル経済の中で、日本の産業を維持発展させていくためには、「交渉力」は極めて重要なコンピテンシーであることは言うまでもありません。
そういった日本経済における「交渉力」の重要性が明確にある一方、日本における「交渉」に対する認識は、「駆け引きの上手さ」や「自分の要求を相手にのませる力」といった矮小化された否定的なニュアンスのものが多いように思われます。
また、「交渉学」という学問的アプローチを踏まえた交渉の理解と、統合型(協創型)交渉の実践力を身につける教育機会も日本では、まだまだ充分とは言えない状況です。
この交渉教育の現状から、NPO法人日本交渉協会は、交渉学をビジネスに活かし、日本の交渉力の向上の基盤となる人材を育成する目的で結成いたしました。
高い交渉力を持って、社会に貢献できる人物を「交渉アナリスト」資格として認定する活動や、交渉力向上に役立つ情報発信、また、企業や大学、行政機関での交渉力普及のための、研修コンテンツの提供などを行っております。