ご挨拶

私は29歳で起業し、「交渉」をテーマにした研修事業に長年携わっております。日本交渉協会の創設者であり、日本交渉学の父である藤田忠先生から交渉学を学び、先生の志に感銘を受け、その意志を受け継ぎ、交渉アナリスト養成講座をまとめ上げてきました。

交渉アナリストのロールモデルは、日本とアメリカの共創関係構築に尽力した元駐日大使のエドウィン・O・ライシャワー博士です。ライシャワー博士は藤田先生の盟友でもあります。博士は、「人類は遠からず、地球規模でなければ解決できない多くの深刻な困難に直面するだろう」と予測されていました。すでに人類は、地球規模で猛威をふるう感染症や、環境問題、繰り返される戦争など、深刻な困難に直面しています。このような社会問題に対して、「交渉」によって「連帯」していくことが、博士の願いであり、今後私たちには問題解決のための「行動」が求められています。

交渉はビジネスに限らず、日常的に行われているものであり、誰にとっても必要不可欠なものです。交渉は学べば必ず上達し、あなたを助ける力になります。是非、交渉学を共に学び、統合型交渉の実践を志す「同志」としてご参画いただけると幸いです。

安藤雅旺