特定非営利活動法人 日本交渉協会
特定非営利活動法人 日本交渉協会
交渉アナリスト1級会員
谷口 陽子
現在のお仕事についてお聞かせください
夫が経営する会社で人材育成支援業務に携わっています。イコールパートナーシップの考え方を軸に、企業様とともに、働き手一人ひとりが自身の力を最大限に発揮できるよう支援を行なっています。
交渉学を学ばれたきっかけ(交渉学を学ばれる前に苦労された経験など)
女性の就労支援事業に携わったことがきっかけです。主な支援対象者は、本来十分に働く能力があり、社会において十分活躍できる力があるにも関わらず、生まれた環境やその後の環境の影響から、様々な課題を抱え生活困窮に陥った女性。本人だけの責任ではないのにも関わらず、社会生活の中で弱い立場になることも多く、働く面でも不利な状況に置かれてしまっている方もいました。就労支援員として、対象者のよりよい未来のためにできることは? また、対象者と働き先の企業の双方が満足するにはどのようなスタンスで関わるのがよいのか? 模索している中で交渉学の学びが必要だと考え受講しました。
交渉学を今後どのように活かしていきますか(交渉に対する姿勢、モットーなど)
私が人との関係性で大切にしていることは「相互尊重」です。お互いの考え、価値観、生き方、これまでの背景などを尊重し合い、心地よい関係性を築いていく。そしてその関係性をベースにさらにお互いがよくなるためにはどうしたらよいのか。交渉学で学んだ知識を活かし、ビジネスはもちろん、プライベートにおいても関わる人と共に新たな何かを生み出していけたらと思います。